日本(文部科学省)と欧州委員会(教育文化総局)との間で,標記会合が,2021年5月10日,オンライン会議方式で開催されました。
会合では,政策分野毎に分かれたセッションで,日・EU双方の政策担当者等の意見交換が行われ,「高等教育」のセッションでは,本学の寺嶋学長が参加し,EU側の大学(東フィンラド大学,サンテティエンヌ ジャンモネ大学,ルーヴェンカトリック大学)と連携して実施しているIMLEX事業(近未来クロスリアリティ技術を牽引する光イメージング情報学国際修士プログラム)の進捗状況の報告をしました。同オンライン会議には東フィンランド大学のProf. Markku Hauta-Kasari 先生他が参加しました。
IMELX事業は,欧州側エラスムスプログラムと日本側の大学の世界展開力強化事業の枠組みにより,第1回の政策対話での提案を受けて,2019年から開始している日・EU高等教育連携の事業です。コロナ禍の下で,欧州側大学では遠隔手法を活用した実験等,先駆的な取みが行われており,それらの事業進捗報告等を行いました。